有機緑茶

現代病の増加などで健康に特に気をつける方も以前より目立つようになってきましたが、健康志向の方たちが愛飲するものに緑茶があります。

この緑茶も、最近ではより安全と高品質を求めて有機栽培のものが多く出回るようになってきました。

今では大手飲料会社も率先して有機緑茶の販売に力を入れています。

そもそも一般に流通出来ない茶葉の再利用として考えられたお茶の缶飲料やペットボトルでしたが、消費者のニーズが高まって着ている事から品質も向上してきています。

近年マクロビオティックという食事法が有名人なども取り組む事として話題になっていますが、このマクロビオティックの食材としても有機緑茶は注目を集めています。

通常の茶葉の中でも、有機のものは特に高級品として贈答用にも最適です。

また、手軽に使えるティーバッグにも有機茶葉使用のものが扱われるようになりました。

この「有機」という名前が付けられるためには厳しい規定があります。

「有機JAS」といわれる規格がこれにあたります。

お茶だけでなく野菜や米や肉など、食品についての規定で厳しく検査されたものだけがその名を付けられるのです。

では、お茶の場合の過程をちょっと説明してみましょう。

まず土作りの段階で、最初の茶葉の摘み取りからさかのぼって3年以上の間、有機JAS規格以外の化学肥料・農薬の使用が認められていません。

JAS規格外の農薬に害があるという訳ではないのですが、より自然な状態を目指すために品質レベルを高いものにする必要があるのです。

他にもお茶自体に対して、放射線技術や遺伝子組み換え技術などを使っていない事が求められます。

更に生産過程や出荷までの流れや管理について記録を取ることが課せられています。

認定をするのは第三機関に委ねられていて、最後の包装する段階までチェックして厳しい項目を全てクリアしてやっと有機緑茶を名乗る事ができるのです。

土にこだわったお茶の甘みというのはまた格別なものです。

品質が悪いお茶だと添加物などでごまかすこともありますが、有機栽培緑茶はお茶本来の持つ甘みや風味を最大限に引き出したものと言えます。

ですから、無添加でこそ豊かな味わいが楽しめるので、美味しくて更に人体にも安心だということで多くの消費者から支持されるようになってきているのです。

最近では日本第二位のお茶所・鹿児島県の茶園とドイツのチョコレートメーカーが提携して作った有機緑茶チョコレートが人気を博しています。

こうした形で、有機の緑茶はどんどん身近なものになってきているのです。