麦茶と離乳食

離乳食を始める前に、準備期には麦茶や果汁を与えて慣らすことが必要です。

当然ながら生まれたての赤ちゃんは母乳かミルクを飲んですくすく成長していきます。

赤ちゃんは、生まれてすぐに大人と同じような食べ物を飲んだり食べたりすることはできません。

赤ちゃんが成長する時期に合わせて、徐々に授乳の頻度を減らして行き、最終的に完全に離乳させる必要があります。

これは、赤ちゃんによって個人差がありますが、遅くても1歳半までには私たちが食べているような食事に慣れさせるのが望ましいと言われています。

この過程で、赤ちゃんが授乳から通常の食事に移行するまでの間に食べる食事のことを、離乳食と言います。

もちろん、ミルクから急に離乳食、離乳食から急に通常の食事…このようにうまくはいきません。

成長に合わせて食事も変化させていきましょう。

まず、赤ちゃんが離乳の準備に入る際には、すぐに離乳食を与えるというわけではありません。

その最初のステップとして、スプーンを用いて麦茶などを赤ちゃんに与えるのです。

これは、離乳食に向けて、赤ちゃんにスプーンに馴れてもらうことを目的としています。

ここで麦茶を使うのは、なんといっても麦茶には刺激になるような成分が含まれていないためです。

麦茶にはカフェインやその他の刺激が強い成分は含まれていませんので、この時期の赤ちゃんにでも安心して与えることができます。

この準備期には、酸味が少ない果物の果汁を与える場合もあるようですが、糖分が高いため果汁については、今もなお論争が飛び交っている事実があります。

その点麦茶であれば、糖分もありませんし安心できると言えます。

また、離乳食が本格的に始まって授乳回数を減らしていく段階でも、水分補給として大活躍してくれるのが麦茶です。

授乳回数を減らしていけば当然赤ちゃんの喉は渇きますから、水分補給をこまめに行っていきましょう。

最近では、ドラックストアやベビー用品店をはじめ、あらゆるお店で赤ちゃん用の麦茶をよく目にするようになりました。

赤ちゃん用の麦茶は、一般の麦茶に比べ薄口になっているほか、保存料などの添加物を使用していないものが主流です。

もちろん、自宅で作っても一般タイプを薄めて与えても構いません。

麦茶は、離乳の準備をはじめ、小さなお子さんにでも安心して飲んでいただける飲料です。

親なら誰もが、健康に育ってほしいと願うはずです。

赤ちゃんのためにも、麦茶を含め安心できる食品を取り入れてあげましょう。